池田酒造の「酒」造りのこだわり

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日本酒の原料は米、米麹、水です。どれもどこにでもある自然のものです。
先人たちは良い酒を造るためにさまざまな技術を生み出して現在の酒造りの工程が出来てきました。よく酒造りのこだわりを聞かれたときに、何か特別なうちの蔵だけの技術があるのかと聞かれますが、そんなものはありません。どこの蔵でもやっていることは基本同じです。何が違うのか?米の洗い方から水の吸わせ具合、麹を作る時の温度・湿度の違い、発酵のさせ方の違いなどそれぞれの作業の微妙な違いの積み重ねで味の違いは大きく変わり、無限に広がります。
池田酒造は一つ一つの作業を丁寧に、手をかけてやると必ず答えてくれると信じて酒造りを行っております。
目に見えない酵素や酵母との対話をしっかりして、自然のまま、ありのままのお酒をお客様に提供したいと考え、味を調えるための醸造アルコールの添加や酵素剤の添加も行いません。お米のおいしさを伝えたい。
そんな思いで純米酒だけの蔵になります。

酒造りイメージ

池田酒造の「米」へのこだわり

入荷した米はだれが作ったかわからない、出荷した米がどこで酒になるのかわからない。
これでは米の生産者さんも酒蔵も楽しさ半減ではないでしょうか。池田酒造はこれからもっともっと農業に目を向けていきます。誰がどの米をどのように作られたかを十分理解していくためにも米は地元産にシフトしていきます。
28BYでは舞鶴のエコファーマー認定農家さんが作る「祝(いわい)」や無農薬無肥料で作った「にこまる」を使用しています。29BY以降も地元産低農薬米を順次拡大していく予定です。
日本酒は材料を加工して製品を作るのではなく、土地を利用して生産物を作る、つまり工業ではなく農業であると池田酒造は考えます。
農家さんが丹精込めて作られた米を私たちは同じく丹精込めてお酒にしていきます。